人気俳優でも、可愛い娘のためには仲間と距離を置く覚悟も必要なのだろうか。嵐の二宮和也がSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から独立したが、その大きな理由に家族の存在があったという。
「3歳になる娘の“お受験”が控えているんです。二宮は奥さんの意向もあり、長女を名門幼稚園に入れたいんだそうですが、そうした幼稚園には、子どもの能力はもちろん、親の仕事や資産などもしっかりと面接で審査される。収入に関しては問題ないですが、仕事内容では性加害が問題化している事務所に所属、というのはマイナスになる。それでいち早く独立を宣言してお受験に向けて体制を整えておきたかったようですよ」(スポーツ紙記者)
実際、二宮は11月上旬ごろにお受験に向けて家族で外出する様子を、「女性自身」に写真つきでスクープされている。2021年に長女が生まれ、さらに昨年には次女も誕生。子煩悩で家族を大切にしている二宮は、独立をしてでも娘たちの将来を守ってやりたかったようだ。
「二宮は独立を機に個人事務所『株式会社にの』を設立。今後も嵐が活動再開した際には参加すると表明していますが、スポーツジャーナリストの増田明美氏の夫で主に経理面で二宮を支える有能なファイナンシャルプランナーを代表に据え、実姉が公式ホームページの作成を担うことを発表しました。急速にSMILE-UP.との距離を置き、家族の絆を取った印象です」(民放関係者)
そんな二宮だが、独立早々に「パズル&ドラゴンズ」のCMについて、直接契約に変更されたことが発表された。さらに独立騒動の影響もあり、二宮が中心となって運営するYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」も、登録者数が急増し420万人を超え絶好調を維持している。
「二宮には、ドラマや映画の仕事のオファーも独立で再び増加。新規のCM契約の話も来ています。二宮の成功を見て、新会社とのエージェント契約でなく独立を考える後輩も出てきそうです」(前出・民放関係者)
独立にあたっては、嵐のメンバーとはしっかり協議を重ねたと報道されている。が、実際に独立の相談をしたのは、旧ジャニーズとは無縁のある俳優だという説もあるのだ。
「旧・ジャニーズ事務所には、木村拓哉をはじめ井ノ原快彦、東山紀之など子どもを持つタレントは多くいる。しかし、二宮は先輩にはお受験についていっさい相談しなかったとか。もっとも独立に影響を与えたのが、17年に映画で共演して意気投合して以来、家族ぐるみで仲の良い俳優の西島秀俊だったそうです。西島は長男を名門小学校に入学させた実績があり、親の職業もかなり受験に影響するとアドバイス。その西島の言葉が引き金となり、独立を決意したようです」(週刊誌記者)
さらに西島には、ハリウッド作品への出演に関する相談も一緒にしているとか。
「西島は、主演映画『ドライブ・マイ・カー』が、アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞。ハリウッドでも、一気に注目のアジア人俳優に躍り出た。その影響もあり、トム・ハンクスやロバート・デ・ニーロも顧客の大手エージェンシーの『CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)』と契約。二宮はかつてハリウッド映画の『硫黄島からの手紙』で注目を集めましたが、それも2006年の話。すでに海外では無名に等しく、再び、ハリウッド作品に挑戦する意味でも西島を頼っている状況で、かなり信頼を寄せているようです」(前出・民放関係者)
娘、そして自分の未来のためにも大きな決断をしたことは間違いない二宮。嵐の活動と見事両立させていくことができるか。
(渡邊伸明)
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