MLBのロサンゼルス・エンゼルスが現地時間10月31日、選手たちのハロウィーン仮装姿をInstagramへ投稿。公開された大谷翔平選手の仮装を好意的に捉えた日本のファンとは反対に、不快感をあらわにするコメントが現地ファンから相次いでおり、日米の反応が大きく異なる結果となりました。
エンゼルス公式は、「ハロウィーンの格好を見て(おばけの絵文字)」というコメント付きで、数人の選手が仮装をした写真を一斉公開。マイク・トラウト選手は釣り人、ブランドン・ドルーリー選手はスーパーヒーロー、ザック・ネト選手は海賊、リード・デトマーズ選手はカウボーイ、ルイス・レンヒフォ選手はレーサーといったように、それぞれ手の込んだクールな仮装姿を披露していました。
なお、エンゼルス公式の説明によると、仮装のインスピレーションを得るため、AIの力を今回借りたとのこと。
しかし、どういう経緯でそうなってしまったのか、大谷選手だけはユニコーンのファンシーな仮装に。角付きのユニコーンキャップ、左胸にユニコーンのワッペンが付いたカラフルなふわふわトレーナー、おそろいのふわふわルームシューズに加え、ジャック・オー・ランタンのバケツを左手に、お菓子を右手に持ち、まるで子どものような愛らしさあふれるコスプレ姿となっていました。
ゆるふわな姿で“スン”と正面を向いた大谷選手に、日本のファンは大ウケ。「もうちょっとかっこいいチョイスにしてやってくれや…笑」とカッコいい姿を期待していたというコメントもあるものの、「何をさせてるんだよ笑」「大谷さん(チョコレートの絵文字)お菓子もらう側になってて笑った(ジャック・オーランタンの絵文字)」「カッコいい通り越してかわいいは世界共通だった笑笑」とおおむね好意的に捉え面白がるファンがほとんどでした。
日本側で大ウケする一方、現地ファンは他所属選手の格好いい姿を見ているだけに、1人だけ浮いてしまっている大谷選手の外見に全く別の印象を抱いた様子。
「何で大谷をそんな風にするんだよ? ひどすぎるだろう」「あんたたちは大谷を汚した」「俺が大谷だったら怒ってた。はっきり言ってファンとして不快。彼はサムライにすべきだっただろう。こんなことするなんて変だよ」「誰がこんなのが“良いアイデアだ”なんて思いついたわけ? そいつはクビにすべき」など、敬意に欠けると怒りをあらわにする声が多数上がりました。
また、「彼が出ていきたくなるのも当然だよ。こんなもの着せて」「もう移籍は決定的だな」と、今オフにフリーエージェントとなりエンゼルスから移籍するのではとの予想がある大谷選手が、このユニコーン仮装を見てしまった後では「たとえエンジェルスと契約更新しなくても誰も責められない」といった痛烈な指摘も寄せられていました。
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