俳優の柳沢慎吾が11月12日、「まつもtoなかい」(フジテレビ系)にゲスト出演。番組MCを務めるタレントの中居正広とドラマ共演した際に起きた“事件”について語った。1995年のドラマ「味いちもんめ」(テレビ朝日系)で共演したという柳沢と中居。柳沢によると、中居は「あの当時、イケイケだった」そうで、ドラマの演出家からセリフが聞き取れないと注意された際も「うるせえよ!」と逆ギレするほどだったという。
MCの松本人志が「すげえ生意気!」と驚きつつも「1回、マジビンタされたって言ってなかったっけ?」と中居に振ると、中居は「ありました」と認めつつ、ビンタされた相手は共演者の内藤剛士だったことを明かした。
柳沢は当時その現場に居合わせたことを告白。柳沢によると、内藤は現場で軽いノリだった中居を見て、「慎吾ちゃん、一発かましていい?」と柳沢に聞いてきた。これに柳沢も「いいんじゃないですか?」と返し、内藤は芝居の流れの中で中居へ本気のビンタをしたとか。
この柳沢の説明に中居も「試してるのか、空気をピリッとさせたかったのか…」と当時を回顧。現在は内藤ともわだかまりは解け、「『あの時痛かったですよ~』ってシャレにもなってる」ことを明かしていた。
視聴者からはネット上で「本物の俳優さんは、やっぱりスタッフや裏方さんを本当に大切にしているんだろうな、と思う」「今の中居君がみんなに愛されているのは、こういった場面を経験したからじゃないかと思う」「ここで変われるような人間だから成功できたんでしょう。こういう事ができるから内藤剛志には役者としての需要があるんだろうな」などの感想の声が上がっている。
「『味いちもんめ』は中居のドラマ初主演作でしたが、好評を博し、その後、翌96年に第2シリーズが制作され、13年までにスペシャルも4本作られています。中居もSMAPの人気が急上昇していた頃だったのでイケイケだったんでしょう。内藤のビンタがなければ、さらに慢心していたかもしれず、そうなるとその後、多くのドラマで主演を張ることもなかったかもしれません」(芸能記者)
今の「俳優・中居正広」があるのは、内藤のおかげだったのかもしれない。
(柏原廉)
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